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【非日常空間へ】読んだあと不思議な気持ちになれる本【おすすめ5冊】

2023年10月31日

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  • 読書がしたい
  • 本の世界にどっぷり浸かりたい
  • 不思議な気持ちになるおすすめの本は?

ファンタジーのような…現実のような…

そんな非日常体験をしてみたいと思ったことはありませんか?本には人々を非日常空間へと惹きこむ不思議な物語があります。

今回は僕が実際に読んだあと不思議な感傷に浸って、一週間くらい抜け出せなくなってしまった本5冊を厳選して紹介します。

普段忙しい社会人の方。たまには本を読んで非日常を味わってみましょう。

それではサクッといきましょう。

銀河鉄道の夜

「不思議」と言えばこの本です。一度手に取って読んでみてください。

最初から最後まで「子供の頃の夢」のような世界観。きっと最後は自分の中で気持ちの整理が追い付かなくなります。

  • ジョバンニとカムパネルラの不思議な関係
  • 銀河鉄道の不思議な夜の旅
  • 信じられないような結末…

僕は消化しきれず、読了後すぐに最初から読み返しました。ページはたったの77ページ(僕の手元にある文庫版だと)。だけど400ページの小説に匹敵する程の内容の濃さ。

ところどころ、文字が消えてたり、原稿が丸ごと無くなってたり。僕らの想像に委ねられた部分により更にミステリアスさを醸し出す。未完成の傑作。

昔の本だけあって読みにくさはあるけど、今も語り継がれる名作です。

星の王子さま

子どもの頃に返りたいならこちらの本。子どもの頃に読みたかった。

美しくもあり悲しくもある。出会いと別れ。人の真理を映し出すような神秘的な物語。夜空を見上げて思い出を振り返り空想にふけるような。初恋のような。

言葉では表現しきれない。あ~なんて不思議な気持ちだ。

子どもの頃の、あの時のあの感じ。思い出したい方はマストバイ。

アンマーとぼくら

家族の大切さを思い出したい方にはこちら。有川ひろさんの最高傑作とも言われる本。

「アンマー」とは沖縄の方言で「お母さん」のこと。家族と過ごした思い出の場所を「お母さん」と主人公が巡ります。

ぶっちゃけ、途中までは普通の小説。からのあの大どんでん返し。その後は一気に本の世界へ惹きずり込まれました。

父と母、そして主人公の家族の物語は涙なしでは読めません。だけど最後は何かほっこりするというか。暖かい気持ちになれます。

燃えよ剣(上)・(下)

歴史好きにはこちらの歴史小説。主人公は「新撰組」の副局長・土方歳三。

新撰組は幕末に幕府を守る護衛として京都で活躍した侍。近藤勇・土方歳三・沖田総司とかはめちゃくちゃ有名で人気もありますね。

ですが、すごく切ない組織というか儚い組織というか。規律を重んじるあまり、違反した者は仲間であっても、

「切る!」

えぇ~~!?

これが侍の生き方?…

最後は幕府からも見放されるような形になり…。「正義とは一体なんだ?」と考えさせられます。

幕末1853年~68年頃。写真も残っているので、より現実的に感じますね。今から160年ほど前、本当に起きた話だなんてめちゃくちゃ不思議に感じます。

ねじまき鳥クロニクル 第1部・第2部・第3部

読んだら抜け出せなくなる本を読みたい人はこちら。

正直、物語に結論を求めるなら読まない方がいいです。僕は読みながら、「どこに向かってんだ?」と迷子になりながら読みました。例えるならずーっと井戸の中にいる感じ。そして井戸の深い深ーい奥の奥へと連れていかれる感じ。

でも物語に入り込めば入り込むほど不思議な感覚になります。本の世界が奥深すぎて私生活まで井戸の中にいる気分になってきます。これが村上春樹さんの凄みですね。

本の世界にどっぷり浸りたい人にオススメです。

まとめ:非日常は本で疑似体験できます‼今すぐ本を手に取って読んでみよう!

というわけで「読んだあと不思議な気持ちになれる本【おすすめ5冊】」を紹介しました。

読み終わった後は、非日常。まるで「千と千尋の神隠し」のトンネルの向こう側のような不思議な気持ちに浸れます。あなたも本の世界へと迷い込んでみましょう。

おしまい!

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